はじめに

近年多くの選手が夢を追い求め、日本を出て海外に戦いの舞台を移す傾向が増えてきているように感じます。

筆者である私自身も大学卒業後に海外に活動の拠点を移し、大学卒業後だからこそ良かった経験ともっと早く来てたらどうなっていたのだろうかと思った経験もあります。

そこで今回は高校生でスペインにサッカー留学をするメリットとデメリットについて触れていきたいと思います。

2つのメリット

①強豪チームのセカンドチームと契約の確率が高まる!

これはどこの国でも共通する話ですが、強豪チームはセカンドチームがある事が多く、その多くはU-23の選手でチームを構成している事がほとんどです。

そこで大学生の選手が卒業後に海外への渡航を考えると、必然的に年齢制限にかかりそのクラブと契約出来ないなどの問題が出てきます。

ですが、高卒の選手だと4年間程のチャンスがあり、仮にそのクラブと契約出来たら後はそこで結果を出すだけで、簡単にステップアップ出来てしまう仕組みになっています。(簡単と言いましたが、このBからAに上がるのはもちろん結果が必要です。)

実際にU-19カテゴリーからBチームに昇格し、そこで数年経験を積んでからトップチームに絡んでいく選手はたくさんいます。

②費用面でのサポートによりサッカーに集中できる

高卒で海外留学する選手の多くが日本で大学に行かない代わりに、海外での生活費用などを両親に出してもらっている選手がほとんどです。

金銭面に余裕があると食事面やトレーニング費用、またバイトをしなくてよい分サッカーに関わる事に時間を費やせるようになり、より集中できます。

中には生活やお金を節約するのに必死になって1番大事なサッカーに支障をきたしている選手もみかけます。

せっかくの海外生活を無駄にしない為にも、そういった費用面の計画を綿密にしておき、サッカーに全集中出来る環境を作っておきましょう。

1つのデメリット

これは肌間ではありますが、やはり高卒の選手より大卒の選手の方が目標が明確であり今やるべき事がはっきりとわかっています。

高校卒業して周りとは違う進路を選択した事に優越感を持ち、結局来てもただ日々を適当に過ごしてる選手もなかにはいます。

そうなってしまうと大金をかけて、海外に挑戦に来ている意味がなく、結局日本に帰ってもなにも残らず終わってしまいます。

なのである程度自分の覚悟と目標を明確にした上で挑戦した方が今後の選手の為になるとも思います。

結局どの時期が1番いいの?

最終私のオススメの時期は高校卒業後に挑戦するのがベストなタイミングだと思います。

でも生半可な気持ちで挑戦しようと考えているくらいならやめた方がいいです。

覚悟を持って絶対にここまで登り詰めてやるって気持ちがある選手は高校卒業後すぐに飛び出すべきです。そこにはあなたの想像する何倍も面白い世界が待っています。

そんな世界で戦い、上を目指す若き勇者の夢をステイドリームは全力でサポートします。

まずは一歩を踏み出しましょう

いつでもご連絡お待ちしています。

Eiji Yamada
Eiji Yamada

東福岡高校出身で3年時にインターハイ・選手権の全国二冠メンバー。その後日本体育大学に進学し、卒業後サッカー選手になる為スペインへ渡西!現在StayDreamのスペイン現地スタッフとしても活動。